SUSTAINABILITY

サステナビリティ

グループ経営理念

私達は
鍛えぬいた現場力と
信頼される技術で
豊かな暮らしを支え続けます

このヒロセグループ経営理念の「豊かな暮らし」には、様々な意味が含まれています。その中でヒロセグループは、事業を通して、安心・安全な暮らしと環境面でのサステナビリティに貢献しています。

環境への取り組み

ヒロセグループは、資源循環社会の実現にふさわしい循環型ビジネスモデルを構築してきました。グループ各社の事業を通じて地球環境課題の解決に取り組むとともに、今後さらに継続的な社会の安心・安全な暮しに貢献していきます。

技術研究発表会

我々は、このような技術や工法を開発し、社会に貢献する事業を進めていますが、それを支える取り組みとして、1995年から四半世紀の間、毎年、技術研究発表会を実施しています。
現場の複雑な要望にどのように応えたかの事例や開発した技術、研究テーマとその取り組みなど一年間の活動成果を共有し、進化を創出していくことを目的としています。

循環型ビジネスモデル

重仮設事業

日本で、大量生産、大量消費、大量廃棄を続けていたのでは、経済が将来立ち行かなくなるとして、循環型社会形成促進法が2000年に成立しました。あわせてごみの分別やリサイクルの仕組みが整備されました。最初はリサイクルが主流だったのですが、そのための技術的な問題がいくつかあったことや、ごみの削減はリサイクルだけでは難しかったため、新たに打ち出されたのが「3つのR(3Rスリーアール)」という考え方でした。
リユース(Reuse)、リデュース(Reduce)、リサイクル(Recycle)

ヒロセ株式会社の祖業である重仮設資材の賃貸業は、鋼矢板のリユースを事業として1938年から始まりました。現場で使用された鋼矢板の泥を落とし、整備してまた別の現場で利用できるようにして貸すという事業です。モノを大事に使うという価値観から、3Rが提唱される60年前から、建設業で鉄の材料を有効にリユースすることに貢献してきました。

CO2排出の低減

山留資材の進化(開発)

2016年に開発したヒロセツインビーム®。山留工事で空間を確保するために切梁として使われる資材ですが、高い性能を有することで、従来の方法と比較して使用する資材の削減を実現しました。これが意味するところは、
⇒ 資材を架設する作業の削減 ⇒ 作業員の手間、時間の削減 ⇒ 掘削作業の効率化
⇒ 工期短縮
⇒ 安全性の向上
⇒ 運搬車両や楊重作業の削減から CO2排出を低減
と様々の効果を発揮しています。

水を守る、インフラを守る

管路更生事業

地球上の水は、同じ場所に留まることなく常に循環しています。太陽の光で温められた水は蒸発し雲となり、雨や雪として地表に再び降りきて、それが集まって川や地下水となり、海に流れるという循環を繰り返しています。
人間は、この循環の中で、淡水の状態にある水を利用しています。我々が持続的に水を使うためには、この自然の水の循環を健全に保つことが重要です。すなわち、人間が利用している水もその循環の一部であり、自然の水として返す必要があります。
人間が利用して汚水となった水を、そのまま自然に返すわけにはいきません。様々な問題を発生させてしまいます。自然に返す前に汚水は下水処理場で処理をする必要があります。その人間の活動での水循環において重要な役割を担っているのが下水道。汚水を処理場までしっかり届ける役割を担っています。
ヒロセグループが行っている管路更生事業とは、その下水道を守り、そして延命させることです。人々の暮らしを守りながら、水を守る一翼を担っています。

日常生活を地下から支える

非開削管路更生工事

日本の下水道管(総距離約40万キロ)は、いわゆる高度成長期(約40~50年前)に整備されたものが多く老朽化しています。よって、下水道管を交換や修理する必要がありますが、地下にある下水道管の交換や修理を、地面を掘削して古い管を取り出し、新しい管を敷設するなどは現実的ではありません。工事中は、道路が規制され通行できなくなり、トイレが使えなくなったり、費用面でも相当な額が必要となります。
ヒロセグループの管路更生工事は、非開削工事といって、地面を掘削することなく、老朽化した下水道管の内側に新しい管を造るという工事で、工事中でも自動車などの交通を止めることもなく、トイレも通常通り使用できます。
豊かな暮らしを支えています。

安心な生活の確保

地山補強

地震による地滑りや大雨による水害など、災害の多い日本。災害を防ぐ、減らすことが喫緊の課題です。斜面に土を盛る(盛土)ことで平地を造り宅地としている所など、ゲリラ豪雨などで地滑りが起き、住宅が損壊するといったことも発生しています。そういった災害を防ぐために、宅地を造成するために築造されている擁壁を補強します。ヒロセグループが手掛ける地山補強工事(EPルートパイル工法)は、家屋が並ぶ狭いところでも、宅地擁壁を補強することができる工事です。また、急傾斜地の地滑り対策や地盤補強としても採用されています。
災害にも強い生活環境の整備に貢献しています。

インフラを守る

TA工法の維持メンテ技術

ヒロセグループが手掛ける事業の一つにテールアルメ工法の販売があります。テールアルメ工法は40年以上前にフランスから導入された工法ですが、日本の経済成長期において、特に高速道路の建設に多く採用されました。日本の物流や人々の移動に欠かせない高速道路も、経年劣化が進んでいます。我々は、道路などが新設されるときから、将来を見越して、一定の時間が経過した後の状態を把握できる仕組みを開発し、また、壁面材を補修する技術も開発しています。
インフラを守り、豊かな暮らしが続くことに貢献しています。

国土強靭化、土壌汚染対策

フレックス
エコ ウォール工法®の開発

地中に壁を造るのは、地下の空間を確保するためだけではありません。例えば、汚染された土壌を壁で囲い込み、汚染物質が地下水とともに流れ出ないようにする役割の壁もあります。一方、地震の多い日本では、地中の壁も地震によって揺らされ、ひびが入ったり、亀裂が入ったりする恐れもあります。汚染物質を封じ込める壁が、地震により壊れ、そこから汚染物質が流れ出すということも考えられます。地中なので、損壊しているかどうかを確認することも困難です。
ヒロセグループでは、フレックス エコ ウォール®工法を開発しました。耐震性遮水壁工法といい、変形追随性と高い遮水機能を併せ持つ壁を地中に造成する工法です。地震で揺れても地面の中で一緒に変形することで損壊することがほぼなく、そのうえ、水を通しません。しかも、自然由来の材料を、その場所にある土に混ぜて壁を造るので、不要な土を排出することもありません。環境にもやさしい優れた工法です。調整池や河川堤防の遮水壁としても最適です。
地中のことなので目立ちませんが、安心・安全な暮らしを支えています。

資源の有効利用

作業着のリサイク

ヒロセグループでは、2020年に作業着をリニューアルしました。その際、古い作業着を廃棄せずに回収し、マテリアルリサイクルしました。回収した作業着の生地を綿状にして再生品の原材料とするリサイクル方法です。服のボタンや車のシートなどに再生されます。量としては、上下あわせて約3700着分(通常ダンボール箱150箱分)が対象となりました。
なお、リニューアル後の新しい作業着は、リサイクルマークを最初から取得しており、古くなったものからリサイクルされることとなっています。
サーキュラーエコノミーへの貢献を続けていきます。

安心・安全への取り組み

ヒロセグループにとっての最大の使命は、全てのステークホルダーに安心・安全をお届けすることです。それが企業活動を営む者に等しく課された社会的責任であり、災害ゼロの達成は、皆の願いだからです。
私達は創業以来、社会インフラ構築の一躍を担う企業として、豊かな暮らしの実現に貢献して参りました。そして、大小様々な仕事に携わった経験を通じて、安全が生命線であると深く認識しています。
とかく安全は、現場で働く人々のものと思われがちです。しかし、ヒロセグループにとっての安全とは、事業に関わる全員が自分事、身近なものとして、思いを寄せることであり、誰一人、無関心であってはならないのです。
全ての人々が、何事もなく、家族の元へ無事帰宅する日常を当たり前にする。この営みがあるからこそ、私達も最高の仕事をして、モノづくりに貢献出来ます。真に安心・安全をお届けする企業として、これからも一層努めて参ります。